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「2008 三多摩憲法のつどい」が開催されました
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2008年4月25日に、「2008三多摩憲法のつどい」が開催されました。
今年は、「あなたには貧困が見えますか?〜活かそう憲法25条の生存権〜」をテーマに、「貧困」化の進む日本社会の現状と、現代における憲法25条の生存権保障の意義・あり方について考えました。
第1部では、、NPO生活自立サポートセンター「もやい」事務局長で、「貧困襲来」(2007年、山吹書店)など貧困問題の著作を数多く執筆されている湯浅誠さんに、ご講演をいただきました。
「規制緩和や社会保障費削減などにより、『雇用−社会保障−生活保護』という従来型の生存権保障の仕組みが崩されたうえに、目の粗くなったセーフティーネットの網からこぼれ落ちた人は『自己責任』でかたづけられてしまう。」といった日本社会の貧困化の仕組みや、憲法25条と憲法9条の関係などについて、わかりやすくお話ししていただきました。
また、首都圏青年ユニオン書記長の河添誠さんには、若者の労働現場の実態と、新しい労働組合の形態である首都圏青年ユニオンの活動などについて、お話をしていただきました。首都圏美容師ユニオンの代表で美容師の柳勝也さんにもご登壇いただきました。
第2部では、湯浅誠さんと河添誠さんの対談が行われました。三多摩法律事務所の田所良平弁護士と小川杏子弁護士がコーディネーター役となって、会場の参加者の方々から寄せられた多くの質問に答えていただきました。
今年も約160名もの方にご参加いただき、アンケートの回答も多数いただきました。ありがとうございました。
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