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建設アスベスト被害の抜本的解決へ　～首都圏建設アスベスト訴訟（原審：東京地裁、第１陣）の判決日決定～

更新日：2017-11-27

　全国各地で展開されている建設アスベスト訴訟が大詰めを迎えています。

　先月、首都圏建設アスベスト訴訟（原審：横浜地裁、第１陣、東京高裁第５民事部）にて、全国初となる高等裁判所の判決が言い渡されました。その内容は、国および建材メーカーの責任を認める画期的なものでした。全国各地の司法の流れを見ると、これで、国に対しては７度目の勝訴、建材メーカーに対しても昨年１月の京都地裁判決、先月の横浜地裁判決に次いで３度目の勝訴となります。

　そして、当事務所の弁護士も所属する首都圏建設アスベスト訴訟（原審：東京地裁、第１陣、東京高裁第１０民事部）では、今月１５日に審理を終え、判決言渡日が２０１８（平成３０）年３月１４日と指定されました。この判決は全国の訴訟の中でも２度目の高裁判決となることから、アスベスト被害の解決に対して大きく影響するものと思われます。

　当事務所は、これからもアスベスト被害を全面解決するべく尽力していく所存ですので、ご支援のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

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