三多摩法律事務所 – 立川市で弁護士数最多　三多摩地域で最大規模の総合法律事務所

新年のご挨拶

更新日：2014-01-06

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。

　東日本大震災とそれに続く原発事故後から３度目の新年を迎えました。今なお多くの方が故郷を離れて暮らすことを余儀なくされ、真の復興にはほど遠い状況が続いています。放射能汚染水の処理も目処がついていません。
　原発事故は多くの教訓を残しましたが、事故直後、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステムの情報が公開されなかったために、放射線量の高い地域に避難した方々がいたことは、徹底した情報公開の重要性を示すものでした。　　　　
　しかし、衆議院に続き昨年７月の参議院選挙でも大勝した安倍政権は、原発事故に関する情報でさえも「秘密」として非公開とすることができる特定秘密保護法を強行採決したことに象徴されるように、国民の知る権利や民主主義を脅かす政策を次々と実行しようとしています。
　このような状況の中にあって、私たちは、基本的人権の尊重・平和主義・国民主権という憲法の基本原則を守り発展させるため、弁護士会・法律家団体の活動、地域での学習会の講師活動、「三多摩憲法のつどい」「三多摩憲法ネットワーク」などのとりくみに一層力を尽くしてまいりたいと思います。

　今年、三多摩法律事務所は設立から４７周年を迎えます。労働者や高齢者の権利擁護を始めとする多様な分野において、三多摩地域最大規模の法律事務所として、地域の皆様のニーズに的確にお応えできるよう、研鑽に励む所存です。
　どうぞ地域の身近な相談相手としてぜひお気軽にご利用ください。　
　本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

２０１４年元旦
　三多摩法律事務所

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