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2/11開催 第31回武蔵村山市教育市民集会〜「子どもの命をはぐくみ未来を守る市民集会」のご案内〜
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平成23年に行われた中学校教科書採択において、武蔵村山市では、多摩地域で唯一、公民・歴史の教科書について育鵬社の教科書が採択されました。育鵬社の公民教科書は、原子力発電を「クリーンエネルギー」として推奨したり「国民主権」の項目の冒頭に天皇の写真を掲載するなど、義務教育過程で用いられる教科書として内容的に多くの疑義があります。また、育鵬社の歴史教科書では、他社の教科書には当然記載されている近年の研究による通説的な見解について言及がなく、「塾の問題を解こうと思っても教科書に答えが載っていない。」という声も聞かれます。
この他にも、武蔵村山市では、尖閣、竹島、北方領土が日本固有の領土であることを強調する学習資料を独自に作成・配布したり、「日本がもっと好きになる」と題する育鵬社が編集に関与している冊子を教材として全生徒に配布したりしています。このような一連の施策は、子どもに対して愛国心を植え付け、秘密保護法の施行や集団的自衛権行使容認と相まって、「戦争できる国づくり」を推し進めるという目的が垣間見えます。
このような状況で、中学校教科書採択を今夏に控え、武蔵村山市において教育市民集会が開催されます。基調講演では、「戦争する国づくりと集団的自衛権・憲法」と題して、『世界がもし100人の村だったら』の翻訳者である池田香代子さんにお話いただきます。また、現在の教育現場が抱える問題点について、現役の中学校の先生からのご報告もあります。
安倍政権が進める「戦争できる国づくり」と安倍「教育再生」について考える良い機会になると思いますので、ぜひとも奮ってご参加ください。
「子どもの命をはぐくみ未来を守る市民集会」
日時:平成27年2月11日(火・祝日) 13時30分開場 14時開会
場所:武蔵村山市民会館(さくらホール) 小ホール
料金:資料代300円
チラシ (770 KB)
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