
弁護士
小林 克信こばやし かつのぶ
第二東京弁護士会 所属
メッセージ
Message
地域で活動する労働弁護士になろうと考えて、三多摩法律事務所に入所して、40年以上が過ぎました。この間に労働事件だけでなく、多くの市民事件、刑事事件、国賠事件を担当しました。若い時は、東京水俣病訴訟に加わり、鹿児島の出水市に通いました。福島原発の事故後は、原発被災者弁護団に加わり、福島県の飯舘村の事件を担当しました。また、東京経済大学で労働法のゼミを担当しています。
私は、「職人」という言葉が好きです。現場を大切にし、体を動かして、プロとしての自分の仕事に誇りを持つ。そんなイメージを「職人」の言葉に結びつけて、「職人としての弁護士」になりたいと思ってきました。そのための3か条として、1.現場から事件を見て、2.諦めずに、3.納得のできる結論に向けて努力することを心がけています。依頼者の方から、この弁護士に任せて良かったと思っていただけるように一つ一つの事件を大切にしていきたいと思います。
プロフィールProfile

出身地 | 新潟県 |
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出身大学 | 一橋大学 |
登録年 | 1984年 |
役職 |
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活動・取組Activity

所属団体・ 弁護士会委員会
- 自由法曹団
- 青年法律家協会
- 日本民主法律家協会
- 日本労働弁護団
主な弁護団事件・所属弁護団
- 東京水俣病訴訟
- 水野国家賠償請求事件
- 中央線痴漢えん罪事件
- 白木屋労働事件
- 原発被災者弁護団
- サカイ残業代訴訟弁護団(第1陣訴訟〔第一審:東京地裁立川支部令和5年8月9日判決・労判1306号5頁、控訴審:東京高裁令和6年5月15日判決・労判1318号17頁〕、第2陣訴訟等。弁護団HP:https://sakai-zangyodai.com/)
公益活動
- 社会福祉法人夢ふうせん評議員
- 第二東京弁護士会仲裁委員
- 簡易裁判所調停委員
相談員登録
- 法律相談センター 立川
著作物
- 「なぜ投薬を打ち切ったのか―水野事件が物語る拘置所内の医療と人権」(月刊『部落解放』第551号、解放出版社、2005年7月)
- 「司法改革と行政訴訟(取消訴訟のあり方、とりわけ「原告適格論」について)」(『自由と正義』第53巻第4号42頁から51頁、日本弁護士連合会、2002年4月)
- 「薫風、いま吹き抜けて」(白木屋事件・勝利和解の意義)(『労働法律旬報』第1517,1518合併号100頁から106頁、旬報社、2001年12月)
- 「公害輸出―マレーシアARE事件をめぐって」(『望星』第233号36頁から41頁、東海大学出版会、1989年12月)