取扱事件 Services 子ども

Point

子どもを巡る関係機関との交渉、裁判手続等を選択する際の視点

子どもの成長発達にとって最善の解決方法は何かを検討し、子どもの意思・意向を尊重しながら、解決方法を模索していくことが大切です。弁護士は、採りうる選択肢を提示し、各方法のメリット・デメリットを説明したうえで、お子様の成長発達にとって最善の解決方法は何かを一緒に考え、選択された方法を進めるお手伝いをします。

相談事例・解決事例

【学校問題:いじめ、学校事故、停学・退学処分など】
子どもがいじめを受けて、不登校になりました。学校には、いじめが原因であることを伝えましたが、何も対応してくれません。
お子さんが学校でいじめを受けている場合には、弁護士が代理人としていじめの調査をしてもらうことを学校や教育委員会に交渉したり、お子さんが安心して登校することができるように、いじめの再発防止措置、学習環境の整備等について学校側と協議したりすることができます。
また、弁護士が代理人として、いじめをした子や保護者に対し、損害賠償請求や謝罪を求めて交渉したり、裁判所の調停や弁護士会のあっせん手続を利用して第三者を交えて話し合いをしたり、訴えを提起して訴訟対応をしたりすることも可能です。
なお、手続を進めるにあたっては、お子様の意思・意向を確認したうえで進めていくことになります。
【児童福祉:虐待、未成年後見、子の引渡し、子どもの手続代理人など】
私の両親は裁判所で離婚の話し合いをしています。私がどちらと一緒に住むかで揉めているみたいですが、私の意見は聞いてもらえないのでしょうか。
裁判所は、出来るだけ、子どもの意思を確認し、子どもの意思を尊重して対応をしなければいけません。裁判所が必要と認める場合には、弁護士が子どもの手続代理人として、子どもの意見を裁判所に伝えることができます。