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法律事務所・市民の力で「自衛隊の迷彩服試着の企画」を阻止
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6月29日に立川市の子ども未来センターで「わんぱく相撲東京都大会」が行われました。
主催は「わんぱく相撲東京都大会運営委員会」ですが、立川青年会議所が主管として行い、立川市、立川市教育委員会が後援するというものです。
ところが、その企画に陸上自衛隊立川基地がブースを出し、迷彩服を着た隊員が待機して、すもう大会に参加した子どもさんや広場に集まった子どもさんに
迷彩服の試着をさせるという企画があることが分かりました。
このまま黙っていては安倍首相の「国家安全保障戦略」にある「自衛隊、在日米軍等の活動への理解を広げる」という戦略を容認してしまうことになる。
そもそも戦闘服である迷彩服を子どもに着せ、そのような環境に慣れさせること自体「子どもの権利条約」に違反するのではないか。
集団的自衛権が問題となっている今、そんなことを立川市や教育委員会が後援し、公益財団法人たる青年会議所が主管するとはもっての他であり、黙認しては安倍流国家戦略を容認することになる、なんとしても抗議しようということになりました。
そして立川市内の主だった8団体と三多摩法律事務所が急遽集まり、6月23日に「迷彩服試着企画」を止めるよう陸上自衛隊立川基地と立川市、教育委員会、青年会議所に文書を持参し申し入れしました。
するとその日の午後、青年会議所から、「申し入れの趣旨は理解しました。迷彩服試着の企画は取りやめます。」との電話がありました。
立川市議選のまっ最中に集まり、投票日の翌日の申し入れとなりましたが、市民の力を示した行動となりました。
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