トピックス
トピックス
埼玉×三多摩憲法ミュージカル「キジムナー」のご報告
更新日:
三多摩地域では8年ぶりの復活となった憲法ミュージカルは、浦和での2公演、立川での2公演の計4公演に、約4400名の方にご来場頂き、大成功のうちに幕を下ろすことができました。
今回の作品「キジムナー」は、ガジュマルの木に棲む精霊であるキジムナーの目を通して72年前の沖縄戦、そして現在の沖縄の抱える問題を映しだし、平和とは何か、民主主義とは何か、共生とは何かを問いかける物語。
一般公募で集まった5歳から69歳までの市民88名が、1月から180時間以上の稽古を重ねる中で、互いを尊重しながら助け合い、歌やダンスに挑戦するだけでなく、学習なども通してテーマに向き合いました。得意不得意関係なく、全員が舞台で輝くその姿は、個人の尊厳の輝きそのものでした。
今回の憲法ミュージカルは、2年前の安保法制の強行採決がなされる頃から準備が始まりました。呼びかけたのは元出演者・実行委員のメンバーで、20代の若者を中心に「今こそ憲法ミュージカルが必要だ」と立ち上がり、沖縄を題材とした2007年作品「キジムナー」を上演することを決定しました。その頃から沖縄の基地問題は重要な課題でしたが、辺野古や高江を巡る情勢はめまぐるしく動き、更には共謀罪などの重大法案が国会で審議される中での憲法ミュージカル「キジムナー」の上演は、非常に大きな意味を持つものとなりました。
お問い合わせ
- まずはお気軽にご相談ください
- 042-524-4321
- 042-524-4093
- 【業務時間】
- ・月~金:9時~18時半
- ・土(第1):13時~16時
- ・土(第2・3・5):10時~16時